2019年12月26日

「企業家育成経営塾」セミナーを開催しました!

令和元年12月20日(金)、中小企業基盤整備機構 中部本部との共催により、「企業家育成経営塾」のセミナーを開催しました。

2名の経営者を講師に迎え、三重県内の学生ら約70名の前でお話ししていただきました。

はじめに、特別講演として日本初のファミリーレストラン「すかいらーく」の創業者であり、現在は株式会社高倉町珈琲 代表取締役会長を務める横川竟(よこかわ きわむ)氏に、「私の商売人生」をテーマに講演いただきました。
自らの成功事例や失敗談を例に挙げ、「商品開発では、お客様が困っていることに目を向けることが大事」と、商売の心得を伝授していただきました。


株式会社高倉町珈琲 代表取締役会長 横川氏


続いて、国内のみならず海外でも高い評価を受けている「ぎやまん陶」で知られる美濃焼窯元の株式会社カネコ小兵製陶所 代表取締役社長 伊藤克紀(いとう かつのり)氏に「企業経営のやりがいと苦悩」をテーマに講演いただきました。
ディオールのバイヤーやミシュラン2つ星シェフと仕事をした経験を振り返り、「経営者をしていたからこそできた経験。普通のサラリーマンをしていたら、このような人たちと仕事をする機会はなかったと思う。」と企業経営のやりがいを語っていただきました。

 
株式会社カネコ小兵製陶所 代表取締役社長 伊藤氏

講演終了後、横川氏と伊藤氏によるトークセッションが行われました。
トークセッションには、質疑応答の時間が設けられ、学生から講師への「昔から継続して行っていることはありますか」という質問に、横川氏は「食事の価格や価値を意識する」、伊藤氏は「いろいろな店で食事をすること」と回答され、プライベートの時間においても、仕事に繋がることや役立つことを探す姿勢が大切と学生にメッセージを送られました。


トークセッションの様子


今回のセミナーに引き続き、令和2年2月には、全4回の集中講義を実施します。セミナーに参加された方はもちろん、参加されていない方も受講していただけますので、ご興味のある方は奮ってご参加ください。
集中講義の詳細については中小企業基盤整備機構 中部本部ホームページをご覧ください。